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-rw-r--r--docs/ja/custom_quantum_functions.md106
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diff --git a/docs/ja/custom_quantum_functions.md b/docs/ja/custom_quantum_functions.md
index 952b5d8a87..c19fea5275 100644
--- a/docs/ja/custom_quantum_functions.md
+++ b/docs/ja/custom_quantum_functions.md
@@ -1,8 +1,8 @@
# キーボードの挙動をカスタマイズする方法
<!---
- original document: 0.10.33:docs/custom_quantum_functions.md
- git diff 0.10.33 HEAD -- docs/custom_quantum_functions.md | cat
+ original document: 0.10.52:docs/custom_quantum_functions.md
+ git diff 0.10.52 HEAD -- docs/custom_quantum_functions.md | cat
-->
多くの人にとって、カスタムキーボードはボタンの押下をコンピュータに送信するだけではありません。単純なボタンの押下やマクロよりも複雑なことを実行できるようにしたいでしょう。QMK にはコードを挿入したり、機能を上書きしたり、様々な状況でキーボードの挙動をカスタマイズできるフックがあります。
@@ -93,106 +93,6 @@ keyrecord_t record {
}
```
-# LED 制御
-
-QMK は HID 仕様で定義された5つの LED の読み取りメソッドを提供します:
-
-* Num Lock
-* Caps Lock
-* Scroll Lock
-* Compose
-* Kana
-
-ロック LED の状態を取得するには2つの方法があります:
-
-* `bool led_update_kb(led_t led_state)` あるいは `_user(led_t led_state)` を実装する、または
-* `led_t host_keyboard_led_state()` を呼び出す
-
-!> `host_keyboard_led_state()` は `led_update_user()` が呼ばれる前に新しい値を既に反映している場合があります。
-
-LED の状態を `uint8_t` として提供する2つの非推奨の関数があります:
-
-* `uint8_t led_set_kb(uint8_t usb_led)` と `_user(uint8_t usb_led)`
-* `uint8_t host_keyboard_leds()`
-
-## `led_update_user()`
-
-この関数はこれら5つの LED のいずれかの状態が変化すると呼ばれます。LED の状態を構造体のパラメータとして受け取ります。
-
-慣例により、`led_update_kb()` にそのコードを実行するようフックさせるために `led_update_user()` から `true` を返し、`led_update_kb()` でコードを実行したくない場合は `false` を返します。
-
-以下はいくつかの例です:
-
-- レイヤー表示のような何かのために LED を使うために LED を上書きする
- - `_kb()` 関数を実行したくないので、`false` を返します。これはレイヤーの挙動を上書きするためです。
-- LED がオンあるいはオフになった時に音楽を再生する。
- - `_kb` 関数を実行したいので、`true` を返します。これはデフォルトの LED の挙動に追加されます。
-
-?> `led_set_*` 関数は `bool` の代わりに `void` を返すため、キーボードの LED 制御を上書きすることができません。従って、代わりに `led_update_*` を使うことをお勧めします。
-
-### `led_update_kb()` の実装例
-
-```c
-bool led_update_kb(led_t led_state) {
- bool res = led_update_user(led_state);
- if(res) {
- // writePin は 1 でピンを high に、0 で low に設定します。
- // この例では、ピンは反転していて、
- // low/0 は LED がオンになり、high/1 は LED がオフになります。
- // この挙動は、LED がピンと VCC の間にあるか、ピンと GND の間にあるかどうかに依存します。
- writePin(B0, !led_state.num_lock);
- writePin(B1, !led_state.caps_lock);
- writePin(B2, !led_state.scroll_lock);
- writePin(B3, !led_state.compose);
- writePin(B4, !led_state.kana);
- }
- return res;
-}
-```
-
-### `led_update_user()` の実装例
-
-この不完全な例は Caps Lock がオンまたはオフになった場合に音を再生します。また LED の状態を保持する必要があるため、`true` を返します。
-
-```c
-#ifdef AUDIO_ENABLE
- float caps_on[][2] = SONG(CAPS_LOCK_ON_SOUND);
- float caps_off[][2] = SONG(CAPS_LOCK_OFF_SOUND);
-#endif
-
-bool led_update_user(led_t led_state) {
- #ifdef AUDIO_ENABLE
- static uint8_t caps_state = 0;
- if (caps_state != led_state.caps_lock) {
- led_state.caps_lock ? PLAY_SONG(caps_on) : PLAY_SONG(caps_off);
- caps_state = led_state.caps_lock;
- }
- #endif
- return true;
-}
-```
-
-### `led_update_*` 関数のドキュメント
-
-* キーボード/リビジョン: `bool led_update_kb(led_t led_state)`
-* キーマップ: `bool led_update_user(led_t led_state)`
-
-## `host_keyboard_led_state()`
-
-最後に受信した LED の状態を `led_t` として取得するためにこの関数を呼びます。これは、`led_update_*` の外部から、例えば [`matrix_scan_user()`](#matrix-scanning-code) の中で LED の状態を読み取るのに便利です。
-
-## 物理的な LED の状態の設定
-
-一部のキーボードの実装は、物理的な LED の状態を設定するための便利なメソッドを提供しています。
-
-### Ergodox キーボード
-
-Ergodox の実装は、個々の LED をオンあるいはオフにするために `ergodox_right_led_1`/`2`/`3_on`/`off()` と、インデックスによってそれらをオンあるいはオフにするために `ergodox_right_led_on`/`off(uint8_t led)` を提供します。
-
-さらに、LED の明度を指定することができます。全ての LED に同じ明度を指定するなら `ergodox_led_all_set(uint8_t n)` を使い、個別の LED の明度を指定するなら `ergodox_right_led_1`/`2`/`3_set(uint8_t n)` を使い、LED のインデックスを指定して明度を指定するには `ergodox_right_led_set(uint8_t led, uint8_t n)` を使います。
-
-Ergodox キーボードは、最低の明度として `LED_BRIGHTNESS_LO` を、最高の輝度(これはデフォルトです)として `LED_BRIGHTNESS_HI` も定義しています。
-
# キーボードの初期化コード
キーボードの初期化プロセスには幾つかのステップがあります。何をしたいかによって、どの関数を使うべきかに影響します。
@@ -347,7 +247,7 @@ layer_state_t layer_state_set_user(layer_state_t state) {
}
```
-特定のレイヤーの状態を確認するには、 `IS_LAYER_ON_STATE(state, layer)` と `IS_LAYER_OFF_STATE(state, layer)` マクロを使います。
+特定のレイヤーの状態を確認するには、`IS_LAYER_ON_STATE(state, layer)` と `IS_LAYER_OFF_STATE(state, layer)` マクロを使います。
`layer_state_set_*` 関数の外では、グローバルなレイヤー状態を確認するために `IS_LAYER_ON(layer)` と `IS_LAYER_OFF(layer)` マクロを使えます。