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path: root/docs/ja
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authorumi <57262844+umi-umi@users.noreply.github.com>2019-12-03 04:12:02 +0900
committerJames Young <18669334+noroadsleft@users.noreply.github.com>2019-12-02 11:12:02 -0800
commitda1a527c90b1adab02b2dfbe6f9da40c4d8e069e (patch)
tree4acc4992772273ace1a453992f3d3ae00b421dce /docs/ja
parentbf962821b383b94813c3c7ebae7782c28398f1cf (diff)
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Diffstat (limited to 'docs/ja')
-rw-r--r--docs/ja/README.md37
-rw-r--r--docs/ja/arm_debugging.md92
-rw-r--r--docs/ja/config_options.md376
3 files changed, 505 insertions, 0 deletions
diff --git a/docs/ja/README.md b/docs/ja/README.md
new file mode 100644
index 0000000000..9b715ec0fb
--- /dev/null
+++ b/docs/ja/README.md
@@ -0,0 +1,37 @@
+# Quantum Mechanical Keyboard Firmware
+
+<!---
+ original document: eae21eed7:docs/README.md
+ git diff eae21eed7 HEAD docs/README.md | cat
+-->
+
+[![現在のバージョン](https://img.shields.io/github/tag/qmk/qmk_firmware.svg)](https://github.com/qmk/qmk_firmware/tags)
+[![ビルド状態](https://travis-ci.org/qmk/qmk_firmware.svg?branch=master)](https://travis-ci.org/qmk/qmk_firmware)
+[![Discord](https://img.shields.io/discord/440868230475677696.svg)](https://discord.gg/Uq7gcHh)
+[![ドキュメントの状態](https://img.shields.io/badge/docs-ready-orange.svg)](https://docs.qmk.fm)
+[![GitHub 貢献者](https://img.shields.io/github/contributors/qmk/qmk_firmware.svg)](https://github.com/qmk/qmk_firmware/pulse/monthly)
+[![GitHub フォーク](https://img.shields.io/github/forks/qmk/qmk_firmware.svg?style=social&label=Fork)](https://github.com/qmk/qmk_firmware/)
+
+## QMK ファームウェアとは何か?
+
+QMK (*Quantum Mechanical Keyboard*)は QMK ファームウェア、QMK ツールボックス、qmk.fm およびそれらのドキュメントを保守するオープンソースコミュニティです。QMK ファームウェアは[tmk\_keyboard](http://github.com/tmk/tmk_keyboard) を元にしたキーボードファームウェアで、Atmel AVR コントローラ、より具体的には [OLKB 製品](http://olkb.com)、[ErgoDox EZ](http://www.ergodox-ez.com) キーボードおよび [Clueboard 製品](http://clueboard.co/) のための幾つかの便利な機能を持ちます。また、ChibiOS を使って ARM チップに移植されています。これを使ってあなたの作った手配線のキーボードあるいはカスタムキーボード PCB で作ったキーボードを動かすことができます。
+
+## 入手方法
+
+QMK のキーマップ、キーボード、機能に貢献をする予定がある場合、最も簡単なのは、[Github を介してリポジトリをフォークし](https://github.com/qmk/qmk_firmware#fork-destination-box)、リポジトリをあなたの開発環境にクローンして変更を加え、それらをプッシュし、[プルリクエスト](https://github.com/qmk/qmk_firmware/pulls)を開くことです。
+
+それ以外の場合は、`git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware` を介して直接クローンすることができます。zip または tar ファイルをダウンロードしないでください。コンパイルするためのサブモジュールをダウンロードするために git リポジトリが必要です。
+
+## コンパイル方法
+
+コンパイルをする前に、AVR または ARM 開発のための[環境をインストール](ja/getting_started_build_tools.md)する必要があります。それが完了したら、`make` コマンドを使用して、以下の表記でキーボードとキーマップをビルドします。
+
+ make planck/rev4:default
+
+これは、`planck` の `rev4` リビジョンを `default` キーマップでビルドします。全てのキーボードにリビジョン(サブプロジェクトまたはフォルダとも呼ばれます)があるわけではありません。その場合は省略されます:
+
+ make preonic:default
+
+## カスタマイズ方法
+
+QMK には、探求すべき多くの[機能](ja/features.md)と、深堀りするための[リファレンス ドキュメント](http://docs.qmk.fm)がたくさんあります。ほとんどの機能は[キーマップ](ja/keymap.md)を変更し、[キーコード](ja/keycodes.md)を変更することで活用されます。
diff --git a/docs/ja/arm_debugging.md b/docs/ja/arm_debugging.md
new file mode 100644
index 0000000000..5b7b89a678
--- /dev/null
+++ b/docs/ja/arm_debugging.md
@@ -0,0 +1,92 @@
+# Eclipse を使った ARM デバッグ
+
+<!---
+ original document: eae21eed7:docs/arm_debugging.md
+ git diff eae21eed7 HEAD docs/arm_debugging.md | cat
+-->
+
+このページでは、SWD アダプタとオープンソース/フリーツールを使って ARM MCU をデバッグするためのセットアップ方法について説明します。このガイドでは、GNU MCU Eclipse IDE for C/C++ Developers および OpenOCD を必要な依存関係と一緒にインストールします。
+
+このガイドは上級者向けであり、あなたのマシンで、MAKE フローを使って、ARM 互換キーボードをコンパイルできることを前提にしています。
+
+## ソフトウェアのインストール
+
+ここでの主な目的は MCU Eclipse IDE を正しくマシンにインストールすることです。必要な手順は[この](https://gnu-mcu-eclipse.github.io/install/)インストールガイドから派生しています。
+
+### xPack マネージャ
+
+このツールはソフトウェアパッケージマネージャであり、必要な依存関係を取得するために使われます。
+
+XPM は Node.js を使って実行されるため、[ここ](https://nodejs.org/en/)から取得してください。インストール後に、ターミナルを開き `npm -v` と入力します。バージョン番号が返ってくるとインストールは成功です。
+
+XPM のインストール手順は[ここ](https://www.npmjs.com/package/xpm)で見つけることができ、OS 固有のものです。ターミナルに `xpm --version` と入力すると、ソフトウェアのバージョンが返ってくるはずです。
+
+### ARM ツールチェーン
+
+XPM を使うと、ARM ツールチェーンをとても簡単にインストールできます。`xpm install --global @gnu-mcu-eclipse/arm-none-eabi-gcc` とコマンドを入力します。
+
+### Windows ビルドツール
+
+Windows を使っている場合は、これをインストールする必要があります!
+
+`xpm install --global @gnu-mcu-eclipse/windows-build-tools`
+
+### プログラマ/デバッガドライバ
+
+プログラマのドライバをインストールします。このチュートリアルはほとんどどこでも入手できる ST-Link v2 を使って作成されました。
+ST-Link を持っている場合は、ドライバは[ここ](https://www.st.com/en/development-tools/stsw-link009.html)で見つけることができます。そうでない場合はツールの製造元にお問い合わせください。
+
+### OpenOCD
+
+この依存関係により、SWD は GDB からアクセスでき、デバッグに不可欠です。`xpm install --global @gnu-mcu-eclipse/openocd` を実行します。
+
+### Java
+
+Java は Eclipse で必要とされるため、[ここ](https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)からダウンロードしてください。
+
+### GNU MCU Eclipse IDE
+
+最後に IDE をインストールする番です。[ここ](https://github.com/gnu-mcu-eclipse/org.eclipse.epp.packages/releases/)のリリースページから最新バージョンを取得します。
+
+## Eclipse の設定
+
+ダウンロードした Eclipse IDE を開きます。QMK ディレクトリをインポートするために、File -> Import -> C/C++ -> Existing code as Makefile Project を選択します。Next を選択し、Browse を使用して QMK フォルダを選択します。tool-chain リストから ARM Cross GCC を選択し、Finish を選択します。
+
+これで、左側に QMK フォルダが表示されます。右クリックして、Properties を選択します。左側で MCU を展開し、ARM Toolchain Paths を選択します。xPack を押して OK を押します。OpenOCD Path で同じことを繰り返し、Windows の場合は、Build Tool Path でも同じことを繰り返します。Apply and Close を選択します。
+
+ここで、必要な MCU パッケージをインストールします。Window -> Open Perspective -> Others -> Packs を選択して、Packs perspective に移動します。Packs タブの横にある黄色のリフレッシュ記号を選択します。これは様々な場所から MCU の定義を要求するため、時間が掛かります。一部のリンクが失敗した場合は、おそらく Ignore を選択できます。
+
+これが終了すると、ビルドやデバッグする MCU を見つけることができるはずです。この例では、STM32F3 シリーズの MCU を使います。左側で、STMicroelectronics -> STM32F3 Series を選択します。中央のウィンドウに、pack が表示されます。右クリックし、Install を選択します。それが終了したら、Window -> Open Perspective -> Others -> C/C++ を選択してデフォルトのパースペクティブに戻ることができます。
+
+Eclipse に QMK をビルドしようとするデバイスを教える必要があります。QMK フォルダを右クリック -> Properties -> C/C++ Build -> Settings を選択します。Devices タブを選択し、devices の下から MCU の適切な種類を選択します。私の例では、STM32F303CC です。
+
+この間に、build コマンドもセットアップしましょう。C/C++ Build を選択し、Behavior タブを選択します。build コマンドのところで、`all` を必要な make コマンドに置き換えます。例えば、rev6 Planck の default キーマップの場合、これは `planck/rev6:default` になります。Apply and Close を選択します。
+
+## ビルド
+
+全て正しくセットアップできていれば、ハンマーボタンを押すとファームウェアがビルドされ、.binファイルが出力されるはずです。
+
+## デバッグ
+
+### デバッガの接続
+
+ARM MCU は、クロック信号(SWCLK) とデータ信号(SWDIO) で構成される Single Wire Debug (SWD) プロトコルを使います。MCUを 完全に操作するには、この2本のワイヤとグラウンドを接続するだけで十分です。ここでは、キーボードは USB を介して電力が供給されると想定しています。手動でリセットボタンを使えるため、RESET 信号は必要ありません。より高度なセットアップのために printf と scanf をホストに非同期にパイプする SWO 信号を使用できますが、私たちのセットアップでは無視します。
+
+注意: SWCLK と SWDIO ピンがキーボードのマトリックスで使われていないことを確認してください。もし使われている場合は、一時的に他のピンに切り替えることができます。
+
+### デバッガの設定
+
+QMK フォルダを右クリックし、Debug As -> Debug Configuration を選択します。ここで、GDB OpenOCD Debugging をダブルクリックします。Debugger タブを選択し、MCU に必要な設定を入力します。これを見つけるにはいじったりググったりする必要があるかもしれません。STM32F3 用のデフォルトスクリプトは stm32f3discovery.cfg と呼ばれます。OpenOCD に伝えるには、Config options で `-f board/stm32f3discovery.cfg` と入力します。
+
+注意: 私の場合、この設定スクリプトはリセット操作を無効にするために編集が必要です。スクリプトの場所は、通常はパス `openocd/version/.content/scripts/board` の下の実際の実行可能フィールドの中で見つかります。ここで、私は `reset_config srst_only` を `reset_config none` に編集しました。
+
+Apply and Close を選択します。
+
+### デバッガの実行
+
+キーボードをリセットしてください。
+
+虫アイコンをクリックし、もし全てうまく行けば debug パースペクティブに移動します。ここでは、main 関数の最初でプログラムカウンタが停止するので、Play ボタンを押します。全てのデバッガのほとんどの機能は ARM MCU で動作しますが、正確な詳細については google があなたのお友達です!
+
+
+ハッピーデバッギング!
diff --git a/docs/ja/config_options.md b/docs/ja/config_options.md
new file mode 100644
index 0000000000..d7457798c8
--- /dev/null
+++ b/docs/ja/config_options.md
@@ -0,0 +1,376 @@
+# QMK の設定
+
+<!---
+ original document: eae21eed7:docs/config_options.md
+ git diff eae21eed7 HEAD docs/config_options.md | cat
+-->
+
+QMK はほぼ無制限に設定可能です。可能なところはいかなるところでも、やりすぎな程、ユーザーがコードサイズを犠牲にしてでも彼らのキーボードをカスタマイズをすることを許しています。ただし、このレベルの柔軟性により設定が困難になります。
+
+QMK には主に2種類の設定ファイルがあります- `config.h` と `rules.mk`。これらのファイルは QMK の様々なレベルに存在し、同じ種類の全てのファイルは最終的な設定を構築するために組み合わされます。最低の優先度から最高の優先度までのレベルは以下の通りです:
+
+* QMK デフォルト
+* キーボード
+* フォルダ (最大5レべルの深さ)
+* キーマップ
+
+## QMK デフォルト
+
+QMK での全ての利用可能な設定にはデフォルトがあります。その設定がキーボード、フォルダ、あるいはキーマップレべルで設定されない場合、これが使用される設定です。
+
+## キーボード
+
+このレベルにはキーボード全体に適用される設定オプションが含まれています。一部の設定は、リビジョンあるいはほとんどのキーマップで変更されません。他の設定はこのキーボードのデフォルトに過ぎず、フォルダあるいはキーマップによって上書きされる可能性があります。
+
+## フォルダ
+
+一部のキーボードには、異なるハードウェア構成のためのフォルダとサブフォルダがあります。ほとんどのキーボードは深さ1のフォルダのみですが、QMK は最大深さ5のフォルダの構造をサポートします。各フォルダは、最終的な設定に組み込まれる独自の `config.h` と `rules.mk` ファイルを持つことができます。
+
+## キーマップ
+
+このレベルには特定のキーマップのための全てのオプションが含まれています。以前の定義を上書きしたい場合は、`#undef <variable>` を使って定義を解除し、エラー無しで再定義することができます。
+
+# `config.h` ファイル
+
+これは最初に include されるものの 1 つである C ヘッダファイルで、プロジェクト全体(もし含まれる場合)にわたって持続します。多くの変数をここで設定し、他の場所からアクセスすることができます。`config.h` ファイルでは、以下のもの以外の、他の `config.h` ファイルやその他のファイルの include をしないでください:
+
+ #include "config_common.h"
+
+
+## ハードウェアオプション
+* `#define VENDOR_ID 0x1234`
+ * VID を定義します。ほとんどの DIY プロジェクトにおいて、任意のものを定義できます
+* `#define PRODUCT_ID 0x5678`
+ * PID を定義します。ほとんどの DIY プロジェクトでは、任意のものを定義できます
+* `#define DEVICE_VER 0`
+ * デバイスのバージョンを定義します (多くの場合リビジョンに使われます)
+* `#define MANUFACTURER Me`
+ * 一般的に、誰もしくはどのブランドがボードを作成したか
+* `#define PRODUCT Board`
+ * キーボードの名前
+* `#define DESCRIPTION a keyboard`
+ * キーボードの簡単な説明
+* `#define MATRIX_ROWS 5`
+ * キーボードのマトリックスの行の数
+* `#define MATRIX_COLS 15`
+ * キーボードのマトリックスの列の数
+* `#define MATRIX_ROW_PINS { D0, D5, B5, B6 }`
+ * 行のピン、上から下へ
+* `#define MATRIX_COL_PINS { F1, F0, B0, C7, F4, F5, F6, F7, D4, D6, B4, D7 }`
+ * 列のピン、左から右へ
+* `#define UNUSED_PINS { D1, D2, D3, B1, B2, B3 }`
+ * 参考として、キーボードで使われていないピン
+* `#define MATRIX_HAS_GHOST`
+ * マトリックスにゴーストがあるか(ありそうにないか)定義します
+* `#define DIODE_DIRECTION COL2ROW`
+ * COL2ROW あるいは ROW2COL - マトリックスがどのように設定されているか。COL2ROW は、スイッチとロウ(行)ラインの間にダイオードが黒い印をロウ(行)ラインに向けて置いてあることを意味します。
+* `#define DIRECT_PINS { { F1, F0, B0, C7 }, { F4, F5, F6, F7 } }`
+ * ロウ(行)ラインとカラム(列)ラインにマップされているピンを左から右に。各スイッチが個別のピンとグラウンドに接続されているマトリックスを定義します。
+* `#define AUDIO_VOICES`
+ * (循環させるために)代替音声を有効にします
+* `#define C4_AUDIO`
+ * ピン C4 のオーディオを有効にします
+* `#define C5_AUDIO`
+ * ピン C5 のオーディオを有効にします
+* `#define C6_AUDIO`
+ * ピン C6 のオーディオを有効にします
+* `#define B5_AUDIO`
+ * ピン B5 のオーディオを有効にします (C[4-6]\_AUDIO の1つとともに B[5-7]\_AUDIO の1つが有効にされている場合、疑似ステレオが有効にされます)
+* `#define B6_AUDIO`
+ * ピン B6 のオーディオを有効にします (C[4-6]\_AUDIO の1つとともに B[5-7]\_AUDIO の1つが有効にされている場合、疑似ステレオが有効にされます)
+* `#define B7_AUDIO`
+ * ピン B7 のオーディオを有効にします (C[4-6]\_AUDIO の1つとともに B[5-7]\_AUDIO の1つが有効にされている場合、疑似ステレオが有効にされます)
+* `#define BACKLIGHT_PIN B7`
+ * バックライトのピン
+* `#define BACKLIGHT_LEVELS 3`
+ * バックライトのレベル数 (off を除いて最大15)
+* `#define BACKLIGHT_BREATHING`
+ * バックライトのブレスを有効にします
+* `#define BREATHING_PERIOD 6`
+ * 1つのバックライトの "ブレス" の長さの秒数
+* `#define DEBOUNCE 5`
+ * ピンの値を読み取る時の遅延 (5がデフォルト)
+* `#define LOCKING_SUPPORT_ENABLE`
+ * メカニカルロックのサポート。キーマップで KC_LCAP、 KC_LNUM そして KC_LSCR を使えるようにします
+* `#define LOCKING_RESYNC_ENABLE`
+ * キーボードの LED の状態をスイッチの状態と一致させ続けようとします
+* `#define IS_COMMAND() (get_mods() == MOD_MASK_SHIFT)`
+ * マジックコマンドの使用を可能にするキーの組み合わせ (デバッグに便利です)
+* `#define USB_MAX_POWER_CONSUMPTION 500`
+ * デバイスの USB 経由の最大電力(mA) を設定します (デフォルト: 500)
+* `#define USB_POLLING_INTERVAL_MS 10`
+ * キーボード、マウス および 共有 (NKRO/メディアキー) インタフェースのための USB ポーリングレートをミリ秒で設定します
+* `#define F_SCL 100000L`
+ * I2C を使用するキーボードのための I2C クロックレート速度を設定します。デフォルトは `400000L` ですが、`split_common` を使っているキーボードは別でデフォルトは `100000L` です。
+
+## 無効にできる機能
+
+これらのオプションを定義すると、関連する機能が無効になり、コードサイズを節約できます。
+
+* `#define NO_DEBUG`
+ * デバッグを無効にします
+* `#define NO_PRINT`
+ * hid_listen を使った出力やデバッグを無効にします
+* `#define NO_ACTION_LAYER`
+ * レイヤーを無効にします
+* `#define NO_ACTION_TAPPING`
+ * タップダンスと他のタップ機能を無効にします
+* `#define NO_ACTION_ONESHOT`
+ * ワンショットモディファイアを無効にします
+* `#define NO_ACTION_MACRO`
+ * 古い形式のマクロ処理を無効にします: MACRO() & action_get_macro
+* `#define NO_ACTION_FUNCTION`
+ * fn_actions 配列(非推奨)からの action_function() の呼び出しを無効にします
+
+## 有効にできる機能
+
+これらのオプションを定義すると、関連する機能が有効になり、コードサイズが大きくなるかもしれません。
+
+* `#define FORCE_NKRO`
+ * NKRO をデフォルトでオンにする必要があります。これにより EEPROM の設定に関係なく、キーボードの起動時に NKRO が強制的にオンになります。NKRO は引き続きオフにできますが、キーボードを再起動すると再びオンになります。
+* `#define STRICT_LAYER_RELEASE`
+ * キーリリースがどのレイヤーから来たのかを覚えるのではなく、現在のレイヤースタックを使って強制的に評価されるようにします (高度なケースに使われます)
+
+## 設定可能な挙動
+
+* `#define TAPPING_TERM 200`
+ * タップがホールドになるまでの時間。500以上に設定された場合、タップ期間中にタップされたキーもホールドになります。(訳注: PERMISSIVE_HOLDも参照)
+* `#define TAPPING_TERM_PER_KEY`
+ * キーごとの `TAPPING_TERM` 設定の処理を有効にします
+* `#define RETRO_TAPPING`
+ * 押下とリリースの間に他のキーによる中断がなければ、TAPPING_TERM の後であってもとにかくタップします
+ * 詳細は [Retro Tapping](ja/feature_advanced_keycodes.md#retro-tapping) を見てください
+* `#define TAPPING_TOGGLE 2`
+ * トグルを引き起こす前のタップ数
+* `#define PERMISSIVE_HOLD`
+ * `TAPPING_TERM` にヒットしていなくても、リリースする前に別のキーが押されると、タップとフォールドキーがホールドを引き起こします
+ * 詳細は [Permissive Hold](ja/feature_advanced_keycodes.md#permissive-hold) を見てください
+* `#define IGNORE_MOD_TAP_INTERRUPT`
+ * 両方のキーに `TAPPING_TERM` を適用することで、ホールド時に他のキーに変換するキーを使ってローリングコンボ (zx) をすることができるようにします
+ * 詳細は [Mod tap interrupt](ja/feature_advanced_keycodes.md#ignore-mod-tap-interrupt) を見てください
+* `#define TAPPING_FORCE_HOLD`
+ * タップされた直後に、デュアルロールキーを修飾子として使用できるようにします
+ * [Hold after tap](ja/feature_advanced_keycodes.md#tapping-force-hold)を見てください
+ * タップトグル機能を無効にします (`TT` あるいは One Shot Tap Toggle)
+* `#define LEADER_TIMEOUT 300`
+ * リーダーキーがタイムアウトするまでの時間
+ * タイムアウトする前にシーケンスを終了できない場合は、タイムアウトの設定を増やす必要があるかもしれません。あるいは、`LEADER_PER_KEY_TIMING` オプションを有効にすると良いでしょう。これは各キーがタップされた後でタイムアウトを再設定します。
+* `#define LEADER_PER_KEY_TIMING`
+ * 全体では無く各キーを押すたびに実行されるリーダーキーコードのタイマーを設定します
+* `#define LEADER_KEY_STRICT_KEY_PROCESSING`
+ * Mod-Tap および Layer-Tap キーコードのためのキーコードフィルタリングを無効にします。例えば、これを有効にすると、`KC_A` を使いたい場合は `MT(MOD_CTL, KC_A)` を指定する必要があります。
+* `#define ONESHOT_TIMEOUT 300`
+ * ワンショットがタイムアウトするまでの時間
+* `#define ONESHOT_TAP_TOGGLE 2`
+ * ワンショットトグルが引き起こされるまでのタップ数
+* `#define QMK_KEYS_PER_SCAN 4`
+ * 走査ごとに1つ以上のキーを送信できるようにします。デフォルトでは、走査ごとに `process_record()` 経由で1つのキーイベントのみが送信されます。これはほとんどのタイピングにほとんど影響しませんが、多くのコードを入力しているか、走査レートが最初から遅い場合、キーイベントの処理に多少の遅延が生じる可能性があります。それぞれのプレスとリリースは別のイベントです。スキャン時間が 1ms 程度のキーボードの場合、とても高速なタイピストでさえ、実際にキーボードから数 ms 以上の遅延を発生させるのに必要な 500 キーストロークを1秒間に生成することはないでしょう。しかし、3~4ms の走査時間でコードを入力している場合はどうでしょうか?おそらくこれが必要です。
+* `#define COMBO_COUNT 2`
+ * [コンボ](ja/feature_combo.md)機能で使っているコンボの数にこれを設定します。
+* `#define COMBO_TERM 200`
+ * コンボキーが検出されるまでの時間。定義されていない場合は、デフォルトは `TAPPING_TERM` です。
+* `#define TAP_CODE_DELAY 100`
+ * 適切な登録に問題がある場合(VUSB ボードで珍しくない)、`register_code` と `unregister_code` の間の遅延を設定します。値はミリ秒です。
+* `#define TAP_HOLD_CAPS_DELAY 80`
+ * MacOS で特別な処理が行われるため、`KC_CAPSLOCK` を使う時にタップホールドキー (`LT`, `MT`) に遅延を設定します。この値はミリ秒で、定義されていない場合はデフォルトは80msです。macOS については、これを200以上に設定すると良いでしょう。
+
+## RGB ライト設定 :id=rgb-light-configuration
+
+* `#define RGB_DI_PIN D7`
+ * WS2812 の DI 端子につなぐピン
+* `#define RGBLIGHT_ANIMATIONS`
+ * RGB アニメーションを実行します
+* `#define RGBLED_NUM 12`
+ * LED の数
+* `#define RGBLIGHT_SPLIT`
+ * 分割キーボードの左半分の RGB LED の出力を右半分の RGB LED の入力につなげるかわりに、それぞれの側で個別にコントローラの出力ピンが直接 RGB LED の入力に繋がっているときは、この定義が必要です。
+* `#define RGBLED_SPLIT { 6, 6 }`
+ * 分割キーボードの各半分の `RGB_DI_PIN` に直接配線されている接続されているLEDの数
+ * 最初の値は左半分の LED の数を示し、2番目の値は右半分です。
+ * RGBLED_SPLIT が定義されている場合、RGBLIGHT_SPLIT は暗黙的に定義されます。
+* `#define RGBLIGHT_HUE_STEP 12`
+ * 色相の増減時のステップ単位
+* `#define RGBLIGHT_SAT_STEP 25`
+ * 彩度の増減時のステップ単位
+* `#define RGBLIGHT_VAL_STEP 12`
+ * 値(明度)の増減時のステップ単位
+* `#define RGBW`
+ * RGBW LED のサポートを有効にします
+
+## マウスキーオプション
+
+* `#define MOUSEKEY_INTERVAL 20`
+* `#define MOUSEKEY_DELAY 0`
+* `#define MOUSEKEY_TIME_TO_MAX 60`
+* `#define MOUSEKEY_MAX_SPEED 7`
+* `#define MOUSEKEY_WHEEL_DELAY 0`
+
+## 分割キーボードオプション
+
+分割キーボード固有のオプション。あなたの rules.mk に 'SPLIT_KEYBOARD = yes' が有ることを確認してください。
+
+* `SPLIT_TRANSPORT = custom`
+ * 標準の分割通信ルーチンをカスタムのものに置き換えることができます。現在、ARM ベースの分割キーボードはこれを使わなければなりません。
+
+### 左右の設定
+
+一つ覚えておかなければならないことは、USB ポートが接続されている側が常にマスター側であるということです。USB に接続されていない側はスレーブです。
+
+分割キーボードの左右を設定するには、幾つかの異なる方法があります (優先度の順にリストされています):
+
+1. `SPLIT_HAND_PIN` を設定します: 左右を決定するためにピンを読み込みます。ピンが high の場合、それが左側です。low であれば、その半分側が右側であると決定されます。
+2. `EE_HANDS` を設定し、各半分に `eeprom-lefthand.eep`/`eeprom-righthand.eep` を書き込みます
+ * DFU ブートローダを搭載したボードでは、これらの EEPROM ファイルを書き込むために `:dfu-split-left`/`:dfu-split-right` を使うことができます
+ * Caterina ブートローダを搭載したボード (標準的な Pro Micros など)では、`:avrdude-split-left`/`:avrdude-split-right` を使ってください
+ * ARM DFU ブートローダを搭載したボード (Proton C など)では、`:dfu-util-split-left`/`:dfu-util-split-right` を使ってください
+3. `MASTER_RIGHT` を設定します: USBポートに差し込まれた側はマスター側で右側であると決定されます(デフォルトの逆)
+4. デフォルト: USB ポートに差し込まれている側がマスター側であり、左側であると見なされます。スレーブ側は右側です
+
+#### 左右を定義します
+
+* `#define SPLIT_HAND_PIN B7`
+ * high/low ピンを使って左右を決定します。low = 右手、high = 左手。`B7` を使っているピンに置き換えます。これはオプションで、`SPLIT_HAND_PIN` が未定義のままである場合、EE_HANDS メソッドまたは標準の Let's Splitが使っている MASTER_LEFT / MASTER_RIGHT 定義をまだ使うことができます。
+
+* `#define EE_HANDS` (`SPLIT_HAND_PIN` が定義されていない場合のみ動作します)
+ * `eeprom-lefthand.eep`/`eeprom-righthand.eep` がそれぞれの半分に書き込まれた後で、EEPROM 内に格納されている左右の設定の値を読み込みます。
+
+* `#define MASTER_RIGHT`
+ * マスター側が右側と定義されます。
+
+### 他のオプション
+
+* `#define USE_I2C`
+ * Serial の代わりに I2C を使う場合 (デフォルトは serial)
+
+* `#define SOFT_SERIAL_PIN D0`
+ * serial を使う場合、これを定義します。`D0` あるいは `D1`,`D2`,`D3`,`E6`。
+
+* `#define MATRIX_ROW_PINS_RIGHT { <row pins> }`
+* `#define MATRIX_COL_PINS_RIGHT { <col pins> }`
+ * 右半分に左半分と異なるピン配置を指定したい場合は、`MATRIX_ROW_PINS_RIGHT`/`MATRIX_COL_PINS_RIGHT` を定義することができます。現在のところ、`MATRIX_ROW_PINS` のサイズは `MATRIX_ROW_PINS_RIGHT` と同じでなければならず、列の定義も同様です。
+
+* `#define DIRECT_PINS_RIGHT { { F1, F0, B0, C7 }, { F4, F5, F6, F7 } }`
+ * 右半分に左半分と異なる直接ピン配置を指定したい場合は、`DIRECT_PINS_RIGHT` を定義することができます。現在のところ、`DIRECT_PINS` のサイズは `DIRECT_PINS_RIGHT` と同じでなければなりません。
+
+* `#define RGBLED_SPLIT { 6, 6 }`
+ * [RGB ライト設定](#rgb-light-configuration)を見てください。
+
+* `#define SELECT_SOFT_SERIAL_SPEED <speed>` (デフォルトの速度は1です)
+ * serial 通信を使う時のプロトコルの速度を設定します。
+ * 速度:
+ * 0: 約189kbps (実験目的のみ)
+ * 1: 約 137kbps (デフォルト)
+ * 2: 約 75kbps
+ * 3: 約 39kbps
+ * 4: 約 26kbps
+ * 5: 約 20kbps
+
+* `#define SPLIT_USB_DETECT`
+ * マスタ/スレーブを委任する時に(タイムアウト付きで) USB 接続を検出します
+ * ARM についてはデフォルトの挙動
+ * AVR Teensy については必須
+
+* `#define SPLIT_USB_TIMEOUT 2500`
+ * `SPLIT_USB_DETECT` を使う時のマスタ/スレーブを検出する場合の最大タイムアウト
+
+# `rules.mk` ファイル
+
+これは、トップレベルの `Makefile` から include される [make](https://www.gnu.org/software/make/manual/make.html) ファイルです。これは特定の機能を有効または無効にするだけでなく、コンパイルする MCU に関する情報を設定するために使われます。
+
+## ビルドオプション
+
+* `DEFAULT_FOLDER`
+ * キーボードに1つ以上のサブフォルダがある場合にデフォルトのフォルダを指定するために使われます。
+* `FIRMWARE_FORMAT`
+ * ビルドの後でルート `qmk_firmware` フォルダにコピーされる形式 (bin, hex) を定義します。
+* `SRC`
+ * コンパイル・リンクリストにファイルを追加するために使われます。
+* `LAYOUTS`
+ * このキーボードがサポートする[レイアウト](ja/feature_layouts.md)のリスト
+
+## AVR MCU オプション
+* `MCU = atmega32u4`
+* `F_CPU = 16000000`
+* `ARCH = AVR8`
+* `F_USB = $(F_CPU)`
+* `OPT_DEFS += -DINTERRUPT_CONTROL_ENDPOINT`
+* `BOOTLOADER = atmel-dfu` と以下のオプション:
+ * `atmel-dfu`
+ * `lufa-dfu`
+ * `qmk-dfu`
+ * `halfkay`
+ * `caterina`
+ * `bootloadHID`
+ * `USBasp`
+
+## 機能オプション
+
+これらを使って特定の機能のビルドを有効または無効にします。有効にすればするほどファームウェアが大きくなり、MCU には大きすぎるファームウェアを構築するリスクがあります。
+
+* `BOOTMAGIC_ENABLE`
+ * 仮想 DIP スイッチ設定
+* `MOUSEKEY_ENABLE`
+ * マウスキー
+* `EXTRAKEY_ENABLE`
+ * オーディオ制御とシステム制御
+* `CONSOLE_ENABLE`
+ * デバッグ用コンソール
+* `COMMAND_ENABLE`
+ * デバッグ及び設定用のコマンド
+* `COMBO_ENABLE`
+ * キーコンボ機能
+* `NKRO_ENABLE`
+ * USB N-キーロールオーバー - これが動作しない場合は、ここを見てください: https://github.com/tmk/tmk_keyboard/wiki/FAQ#nkro-doesnt-work
+* `AUDIO_ENABLE`
+ * オーディオサブシステムを有効にします。
+* `RGBLIGHT_ENABLE`
+ * キーボードアンダーライト機能を有効にします
+* `LEADER_ENABLE`
+ * リーダーキーコードを有効にします
+* `MIDI_ENABLE`
+ * MIDI 制御
+* `UNICODE_ENABLE`
+ * Unicode
+* `BLUETOOTH_ENABLE`
+ * Adafruit EZ-Key HID で Bluetooth を有効にするレガシーオプション。BLUETOOTH を見てください
+* `BLUETOOTH`
+ * 現在のオプションは、AdafruitEzKey、AdafruitBLE、RN42
+* `SPLIT_KEYBOARD`
+ * 分割キーボード (let's split や bakingpy のキーボードのようなデュアル MCU) のサポートを有効にし、quantum/split_common にある全ての必要なファイルをインクルードします
+* `CUSTOM_MATRIX`
+ * 標準マトリックス走査ルーチンを独自のものに置き換えることができます。
+* `DEBOUNCE_TYPE`
+ * 標準キーデバウンスルーチンを代替または独自のものに置き換えることができます。
+* `WAIT_FOR_USB`
+ * キーボードが起動する前に、USB 接続が確立されるのをキーボードに待機させます
+* `NO_USB_STARTUP_CHECK`
+ * キーボードの起動後の usb サスペンドチェックを無効にします。通常、キーボードはタスクが実行される前にホストがウェイク アップするのを待ちます。分割キーボードは半分はウェイクアップコールを取得できませんが、マスタにコマンドを送信する必要があるため、役に立ちます。
+* `LINK_TIME_OPTIMIZATION_ENABLE`
+ * キーボードをコンパイルする時に、Link Time Optimization (`LTO`) を有効にします。これは処理に時間が掛かりますが、コンパイルされたサイズを大幅に減らします (そして、ファームウェアが小さいため、追加の時間は分からないくらいです)。ただし、`LTO` が有効な場合、古いマクロと関数の機能が壊れるため、自動的にこれらの機能を無効にします。これは `NO_ACTION_MACRO` と `NO_ACTION_FUNCTION` を自動的に定義することで行われます。
+ * `LINK_TIME_OPTIMIZATION_ENABLE` の代わりに `LTO_ENABLE` を使うことができます。
+
+## USB エンドポイントの制限
+
+USB 経由でサービスを提供するために、QMK は USB エンドポイントを使う必要があります。
+これらは有限なリソースです: 各マイクロコントローラは特定の数しか持ちません。
+これは一緒に有効にできる機能を制限します。
+利用可能なエンドポイントを超えると、ビルドエラーをひきおこします。
+
+以下の機能は個別のエンドポイントを必要とするかもしれません:
+
+* `MOUSEKEY_ENABLE`
+* `EXTRAKEY_ENABLE`
+* `CONSOLE_ENABLE`
+* `NKRO_ENABLE`
+* `MIDI_ENABLE`
+* `RAW_ENABLE`
+* `VIRTSER_ENABLE`
+
+エンドポイントの使用率を向上させるために、HID 機能を組み合わせて1つのエンドポイントを使うようにすることができます。
+デフォルトでは、`MOUSEKEY`、`EXTRAKEY` および `NKRO` が単一のエンドポイントに結合されます。
+
+基本キーボード機能も、`KEYBOARD_SHARED_EP = yes` を設定することで同じエンドポイントに結合することができます。
+これによりもう1つのエンドポイントが解放されますが、一部の BIOS ではブートキーボードプロトコルの切り替えを実装しないため、キーボードが動作しなくなるかもしれません。
+
+マウスの結合も、ブートマウス互換性を破壊します。
+この機能が必要な場合は、`MOUSE_SHARED_EP = no` を設定することで、マウスを結合しないようにすることができます。